大西一史HP
『ひとりごと』より

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6月22日(水)

やっと一般質問が終わった。ここに至るまでの様々な調査や議論の結果、できるだけ前向きな質問をしたつもりである。言いたいことは沢山あったし、質問の背景や課題に対する私の問題意識など、もっと深く話したかったのであるが、時間制限があるためどうしても要点のみになってしまったことは残念である。

今回特に力を入れたものの一つが「高校入試制度改革」についてである。私は見ていないが、テレビのニュースでも部分的に取り上げられたようである。それだけ県民の関心が高いということでもあろう。しかし、数十秒程度の報道で理解できる程この問題は簡単なものではない。

高校入試制度の大幅な改正ということもあり、実は私の元には昨年の早い時期からこの問題で、本当に沢山のご意見が寄せられていた。それだけに、今回の質問に至るまで、延べ50人以上の方々と直接面談したり、メールでの意見交換や、資料集め、さらには他の自治体への問い合わせや、付箋だらけの関連書籍もまだこのパソコンの横に積まれたままである。

この制度改正のみならず教育改革に対する意見は様々で、教育問題の難しさや奥深さをあらためて痛感した。やればやるほど課題が浮き彫りになってきた。それだけにいい加減な質問はしたくなかったし、妥協もしたくなかった。また、質問時間の制約もあり原稿の文字数で言えば、約2000字程度で言い尽くさねばならず、昨夜遅くまで議会に残り、ギリギリまでの原稿執筆作業となってしまった。数年前の川辺川ダム関連の質問の時以来である。
答弁された側の教育委員会も答えを出すまでに相当なご苦労もあったことであろう。

しかし、結果として柿塚教育長から公平性、透明性の観点からも大変踏み込んだ答弁をして頂き、現時点で可能な限り積極的な答弁をされたことは、生意気な言い方かもしれないが評価している。来年の受験生や保護者の方々がこのことで少しでも不公平感や不安感を抱かず、前向きに受験に向けて努力してくれるのであれば、点滴打ってまで努力した甲斐があったというものである。

ただし、完全に課題が解決されるわけではないので、この問題については教育委員会や学校現場でも今後もしっかりと取り組んで頂きたいし、私自身は議会が終わってからもこれまでお話を聞かせて頂いた、受験生や保護者、教育関係者の方々からのご意見も引き続き聞きたいと思っている。

それ以外の質問に対しても、執行部とは問題点や課題の共有が出来たと実感できた。時間内に全て質問することが出来たし、そう言う意味では、今は心地よい疲れでもある。

話は全く変わるが、昨夜議会の執務室に出前を取った「焼きそば」は結構美味しかった。ちなみに650円位だったが、政務調査費や公費は一銭も使っておりません。(笑)

風邪気味なのに毎晩遅くまで残って私をアシストしてくれた政務調査課のM補佐をはじめ、関係者の皆さんに感謝しながら、今夜はゆっくり寝ることにする。


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