◆TOPIC◆
お願いだから…

道路では走らないで


今日の夕方5時過ぎ、ちょうど塾生達を見送りに出ていた上野が『危ない!』…と大声をあげました。ほとんど同時に、自動車のもの凄いブレーキ音と何かが衝突する鈍い音が私の耳に飛び込みました。
とっさに、玄関まで走ると、小さな女の子が路上に横たわって入るのが目に入りました。
上野に『救急車、呼んでください!』と再び大声で指示され、中にいた白石に119番を頼んで、急いで女の子のところに駆け寄りました。塾生ではなかったのですが、塾のまわりで何度か見かけたことのある女の子でした。

この半年で、目の前の道路で起きた2件目の子どもの交通事故…
先程、関係者の方がわざわざ知らせに来られ、精密検査の結果どこにも異常が無かったことを知りました。事故の瞬間の様子を上野から聞いていた私としては、まさに奇跡としか言いようのない知らせでした。

私自身、小さな2人の子どもをこの地域で育てています。言うまでもなく、仕事上でもたくさんの子どもたちと接しています。塾生のみなさんには言うまでもありませんが、この地域の子どもさんには、小学校のすぐそばの、この場所がとても危険な場所であるということを知ってもらい、特に注意をして欲しいのです。

このページを読まれた、お父さん、お母さん、そして、学校の先生にお願いです。
子ども達に『道路では絶対に走らないように』と厳しく指導して下さい。学校の敷地内や公園以外、世の中の全ての道路、歩道でです。
走らなければ事故に遭遇する確率は大きく減少します。子どもは、目の前に空間が開けると本能的に走り出してしまうのかもしれませんが、今の時代、子どもが駆け回って安全な道路は世の中に1本も存在しないという前提で子ども達に安全指導をしていかなければならないと思います。
小さな子どもと関わりを持たない生活を送っているドライバーは、子どもに対する注意がどうしても鈍くなります。心無いドライバーも少なからず存在します。
もはや、通り一遍のドライバーに対する安全指導だけでは子どもの交通事故を未然に防ぐことはできません。子ども達を真剣に守る立場の親や学校の先生が交通安全に対する意識を変えて、子どもに『道路では絶対に走らない』安全教育をしなければならないと思います。
あんな光景は、2度と見たくありません。

文責:山中


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