◆安全への配慮◆
2006.07.22



まず、初めに今回の大雨により県内外で被災された多くの皆様にお見舞い申し上げます。

なるゼミでは、昨日、大雨警報の発令と天候の状況から夏期講習初日ではございましたが『休講』という判断を致しました。
予報に反して、夕方から夜にかけて雨は小康状態へと向かいました。
しかし、我々は間違った判断をしたとは思っておりません。
「結局、何も無かった」というのは、むしろ喜ばしいことで、朝から近隣の道路が冠水したり、至る所で通行止めが行われる危険な状況下で子どもたちに通塾を促すことはできませんでした。

学校や塾…といった子どもたちを預る仕事に携わる我々が、まず第一に考えなければならないのは『子どもたちの安全』です。『安全』に対する可能な限りの配慮を行い、その中で厳しいことも楽しいことも指導していくのが教育現場だと考えます。

昨日、授業を強行!?された塾から見ると「なるゼミは休講にしたけど、結局大したことなかったじゃないか!!」とか「心配しすぎだって!!」…と言われるかもしれませんが、我々としては、むしろ、授業をされた塾の「安全」に対する判断基準と子どもたちに対する「責任感」に疑問を感じます。

世の中では、予測することさえできない危険(事故)もあります。防ぐことのできない災害もあります。しかし、多少でも危険を予測(察知)できるならば、最善の対策と対応を行い、子どもたちの生命を守り、その安全を確保しなければなりません。

事故が起こってから、お決まりのように責任者たちがテレビカメラの前で頭(コウベ)を垂れて謝罪しても何の問題も解決しませんし、失われた命は戻ってこないのです。



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