懐かしの赤本


今でもやっぱりあるんですね(笑)


この時期に本屋へ入ると、どうしても赤本に目が行ってしまいます。
今までは忌まわしい過去に目を背けるように避けていましたが(笑)…20年ぶりに手にとって開いてみました。

過去5年間しか掲載されていませんので我々の受験した問題は当然載っていませんが、国・英・数の問題構成自体はあまり変っていないような気がします。

…というか、こんな問題を解いた自分自身が別人に思える今の自分って(笑)!?
国語の古文・漢文はサッパリだし、英語は知らない単語だらけ…数学に至っては問題を見ても解答を見ても1行も理解できません。
20年という長い年月を赤本を通して思い知らされました(苦笑)。

高校入試も中学浪人をしたお陰で大変な思いをさせられましたが、大学入試も今思えば自分の精神力と体力の、それに乏しい能力の限界に挑んだ気がします。
中学浪人の影響か!?高校2年生になると同時に、全くヤル気を無くし学校も休みがちになりました。どの位休んだかと言いますと…修学旅行に行かなかったくらい休みました。
学校が週休2日制になるずっと以前に時代を先取りし過ぎて「週休3日制(水・土・日)」を決めていました。

その付けが高校3年生のとき一気に押し寄せ、4月から翌年の3月上旬まで、文字通り死ぬほど勉強しました。

毎朝5時に起床して7時まで勉強…朝課外と正規の授業、夕課外が終わって帰宅後も夕食まで勉強…食後にさっさと風呂に入り、また22時半の就寝時間まで勉強…。
日曜日の朝8時から夕方までは勉強しませんでしたが、起床時間と就寝時間は11ヶ月間続けました。

そんな苦々しくも懐かしい思い出が赤本から甦ってきました。

なぜ!?当時、あんなに熊大に拘ったのか今でも分かりません。…でも、熊本に来たお陰でたくさんの人に出会い、熊本の女性と結婚して2人の娘を授かりました。
加えて言うなら・・・中学浪人を経験して高校入試では人一倍苦しんだ私が「理想の塾」と誇れる学習塾を作ることができた今となっては…「熊本に来た理由なんて、別にどうでもイイか!(笑)」と思ったりもします。

さて、明日は私立専願の合格発表です。
何とか全員合格でありますよう…願っています。


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