◆0円夏期講習?◆

夏期講習、開講中!!…

週末の疲れた脳にはちょうどいいので、結構見てます…ブロードキャスター。

今週は「夏期講習0円学習塾,仁義なき戦い裏事情」が冒頭にありました。
0円で集めても半額で集めても…
@入塾してからそれなりの料金をとるか?!
A生徒をたくさん詰め込んで薄利多売の商法に徹するか?!
…どちらにしても採算を合わせるのです。それよりも子どもたちの勉強と将来が大人たちの醜い争いに翻弄されることが問題ですね。

TVでは地元塾が[0円戦争]に応戦してましたが、応戦したら負けは避けられないでしょう。敵はそれさえも計算済みです。切り込んで来るその手の塾は短期的に0円でも採算が合うように数年単位で資金投入してきます。そして、地元塾がいなくなって市場が我が物になるとシッカリと値段をつけるのです。とにかく、市場を奪い取るための手段なのです。
でも、本当の被害者は地元塾の先生ではなく、地元密着の学習塾が無くなり県外資本の企業塾しかなくなってしまった町の子どもたちです。そこに根っこのない塾は、地域のため!子どもたちのため!と言いながら、結局はお金のため会社のためとしか思わない環境下にあるからです。つまり"旅の恥はかき捨て"と同じ状態です。
塾の規模や目の前の授業料に目を奪われて…「試しに通わせるにはイイかな?!と思って…」とかコメントしている親御さんもいましたね。
試しに40日間も要るかっ!!とTVに突っ込みました(笑)。
0円講習なんかに飛びつく親御さんには、もう少し冷静に子どもの将来を考えてもらいたいですね。

それに、私には応戦した地元個人塾も気の毒に見えましたが、それよりも大手塾の若手講師の方が、哀れに見えましたねぇ…。あんな世間知らずの若者たちを会社の都合で市場侵略の道具にして、結局は使い捨てるんです。会社の中では開拓の精鋭部隊とか呼ばれてるかもしれませんが、結局は使い捨ての歩兵に過ぎないでしょう。大手塾には大手塾の理論があることは分かりますが、子どもたちや親心を欺いてまで金儲けに徹することには賛成できません。

地元に根ざした良い塾を守ることも子どもたちの教育環境を守ることになると私は思います。


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