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『チェック総テスト』お疲れ様でした。
居残りをさせない主義の私たちが『合格しなければ夜中の12時まで帰しません！』とか突然言い出すものですから、驚いた親御さんも多かったと思います。
でも、結果として本当にやって良かったと感じています。高価なお金をつかって合宿に出掛けずとも、塾の教室内で十分に“非日常”的なメリハリのある学習活動ができました。

成績や目標は、ひとりひとり様々です。偏差値の高い高校に行くことだけが成功ではないでしょうし、人生の目的でもありません。ただ、私たちが塾人として子どもたちに対して常日頃から思っていることは…納得のゆく高校入試であって欲しい。後悔しない中学校生活であって欲しい。…ということです。

生まれてから義務教育の間は、家庭環境で通う学校が決まり、その結果、先生や友だちとの出会いが決まってきます。しかし、高校入試を“境”に自分自身の考え方や判断、能力で所属する集団から出会う人たちまで大きく変わってきます。いつだったか授業でこんなことを言ったことがあります。
『高校の選び方ひとつで、友だちも進路も、結婚する相手も、将来持つ自分の子どもの顔まで全く変わってくるぞ！結果として、どの進路が正解だったか!?なんて誰にも分かりはしないが、過去を振り返って後悔するようなこと(高校入試)だけはするなよ！』と…。

巷の学習塾が“合格実績”や“授業料の安売り”で、高校入試を薄っぺらなものにしまっていますが、実のところ高校入試というのは、もっともっと奥の深い、これからの人生に大きな影響を及ぼす岐路だと思います。成績向上や第一志望校合格はもちろんですが、子どもたちにそのことをキチンと伝えることも私たちの役割だと思っています。今回の『チェック総テスト』がひとりひとりの子どもたちにとって、今後、何らかの意味を持つことになれば幸いです。お子様方を深夜までお預かりして大変ご心配をお掛けしたことをスタッフ一同、心よりお詫び申し上げるとともに、ご家庭のご理解とご協力に御礼申し上げます。ありがとうございました。