◆続・高校入試制度改革◆

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チョッと固くて難しいお話しですが、大切なお話です。是非ともご一読下さい。


2005年度入試の高校入試改革に関する問題点是正に大西県議とナルゼミが取り組んだ話はこちらをご覧下さい。
 緊急保護者会
 高校入試制度の変更点

…先週、久しぶりに大西君から電話があり、同じ会派の議員が質問に立つので、現在の高校入試制度の問題点や今後の高校入試のあり方をヒアリングさせてほしいと要望がありました。以下が、提案する資料の一部です。



a) 現状の問題点

■中学校間で調査書評定の基準にばらつきがある
→そもそも、“絶対評価”の通知表は、“相対評価”である高校入試の合否判定にはなじまない。

■入試問題が難しくなりすぎている
→前期選抜・後期選抜ともに、入試問題が中学校の授業とかけ離れた難しいものになってしまっている。

■現在の制度では不合格者が多く出すぎる
→今年度の前期選抜は7,655名が不合格。ちなみに昨年度の後期選抜の不合格者数は1,517名。

■熊本市内には成績下位層が合格できる公立高校がかなり少ない
→公立高校の新設、または既存校の定員拡大が必要ではないか。
私立高校には、生き残りのためこれまで以上の競争意識を持ってもらう。
(全国の都道府県庁所在都市の中学生数に対する公立高校の定員割合のデータが必要)

b) 高校入試のあるべきカタチ

■公平で分かりやすい制度

■中学校でまじめに努力した生徒が報われる制度

■経済的事情により、私立高校への進学が困難な生徒を救済できる制度


c)具体例


現在の大学入試制度をモデルに

共通一次試験
(中学校内容の習熟度を検査するための、基礎・標準レベルの統一学力テスト、現在実施されている共通テストでもよい)
 ↓
出 願
 ↓
二次試験
(学力検査・小論文・面接等、学校独自のテスト,調査書の扱いも各校独自)

※経済的事情により公立高校へ進学しなければならない生徒も、受験校を的確に選びやすくなる。


さらに、高校入試がより良い制度へ向かうことを願っています。


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