◆夜更かしの弊害◆
お宅のお子さん…何時頃、ご就寝ですか?!
小学生は、低学年なら夜９時まで…高学年でも夜10時までには布団に入るようにしましょう！小学生のころ、11時…12時まで夜更かしする習慣がつくと、健康を害するだけではなく成績にも良くない影響を及ぼします。
中学生になって、テスト前に夜遅くまで勉強しようと思っても、夜更かしの習慣がついている子どもは時間の使い方が下手なので勉強の取り掛かりが遅くなり、結局はたいした勉強もしないうちに深夜になってしまいます。小学生時代に、食事、宿題、TV、お風呂を10時までに片付ける習慣が付いていれば、そこから２時間程度の勉強時間が確保できます。でも、夜更型の子どもには、この２〜３時間の勉強時間をどうしても確保できません。小さな子どもを夜遅くにファミレスや居酒屋に連れまわしているような親は論外ですが、そうでないご家庭でも案外、夜更かしを容認してはいないでしょうか?!
同じようなことが、中学生にも言えます。夜11時…12時まで塾で居残り勉強している中学生！そんなことまでして、熊高・済々に合格しても先は知れてます…。大学入試は、高校入試と段違いに厳しいのです。高校生になって毎日、夜中の３時まで塾や家で勉強できますか!?大学進学を考えるならば、高校入試を“ゴール”ではなく“折り返し地点”と考えるべきです。自分の能力を無視して、塾の先生に乗せられ…折り返し地点までを全力疾走してしまうと、後半はバテバテで完走すら危うい状況になりかねません。やたらと深夜まで居残りをさせる塾は、自分たちの都合しか考えていない身勝手で幼稚な考えの塾と思います。