現実…

春期講習開講中!

今回は歯に衣着せぬ申し上げ方をさせて頂きます。
いつもかっ…(>_<)



「必由館か熊商に合格するには長嶺中で何番ぐらいだと大丈夫ですか?」ってよく質問されます。

お答えしましょう。「300人中、真ん中の150番」と申し上げたいところですが…実際には「100〜120番」あたりです。ひと昔前は長嶺中で「60番」ぐらいまでは「第二高校、大丈夫!」とか言われてましたが、今は「30番」あたりです。ちなみに東稜高校は現在「90番」ぐらい…。各高校の難易度がここ数年で急に上がった訳ではありません。原因は長嶺中の成績が下がってしまったことです。どのくらい下がったのか?中3生の県下一斉共通テストを例に申し上げると、10年前、市内38中学校で「5位」だった成績が昨年は下から10番目の「28位」。ご参考までに申し上げると、二岡中、東部中はさらにその下に位置しています。

新興住宅地区で、どちらかというと文教地区と思われていたこの地区がいつからこんな状況になったのか?近隣校区の錦ヶ丘中(8位)、帯山中(7位)は依然として上位にポジションをとっています。去年の9月の共通テストで、長嶺中「120番」の生徒の得点をそのまま同規模の市内中学校に照らし合わせたことがあります。…結果は、200番。言葉も出ませんでした。長嶺中、西原中、二岡中、東部中の四中学が仲良く成績が下がった原因は何なのか?今、考えて反省しなければ取り返しのつかない事態になりかねません。

少なくとも子どもたちの責任ではないことだけは確かです。保護者や教師が「東部地区は成績がイイ」なんて10年前の虚像を信じ込んで疑わず、部活動中心の雰囲気を作ってきたことも原因のひとつだと思います。教育活動の一環として部活動を行うことは大賛成です。しかし、本末転倒して勉強よりも部活動やクラブを優先することはハッキリ申し上げて間違っています。

ナルゼミが開塾した当時は、長嶺中の200番でも違和感なく一斉授業に参加していました。ところが、最近は150番でも大丈夫かな?って心配しなければならない学力です。成績が200番前後の生徒を見るとき「この下にまだ100人もいるのかぁ…。」ってチョッと怖くなります。中3生になって夏期講習で勉強がはかどらず、9月の共通テストで現実を知ってからでは到底間に合わないということを全ての保護者の共通認識とし、この地区の現状を客観的に受け止めなければなりません。

今の長嶺中では150番を下回ると、市内では私立専願を視野に入れなければならないのが現実です…。



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