ありがとうとごめんなさい

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子どものとき、あんなに素直に言えていた「ありがとう」と「ごめんなさい」…大人になった今もちゃんと言えてますか?


この前、出張先で「先生の人付き合いの基準みたいなものがありますか?!」って聞かれました。唐突でかなり漠然とした質問でしたが、このようにお答えしておきました。『ひとつの見方ですが…まず「ありがとうございます」がキチンと言える方かどうか見ますねぇ?!…その次に「申し訳ございませんでした」がキチンと言える方かどうか?!も見るようにしています。』

そんなの普通に誰でも言えるよ!って思った方、意外とそうでもないんですよ^^; あまりひどい方は会っただけで分かっちゃいますが平均以上の方はある程度お付き合いしないと判断できません。うわべだけの言葉だけじゃなくてホントに言わなければならないときや言い難いときにキチンと相手に伝わる「ごめんなさい」や「申し訳ございませんでした」が言える人って意外と少ないんです。特に“先生”という肩書きがつく職業の方にこれを言えない方が多いようですね。

「そうそう!」ってピンときた方は普段からちゃんと「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えてる方なんでしょうね。そんなこと言いながら…私とて実際に言えてるかどうか?あやしいものです。少なくとも未だに母親には言えてないような気がしますが^^;なぜって?答えは簡単です。人は相手に対して“あまえの気持ち”があると素直に「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えなくなるものですから…。キチンとした「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えるようになるためには、世の中や周囲の人に対して常々“あまえ”なく謙虚であり…さらには自分自身の中に“勘違い”が無いことが条件です。人様から悪いところや間違いを指摘されたときに、少しでも気持ちの中に言い訳や反論があるならば、まだまだだと思っていいでしょう。

大人になって若い時代にはなかなか素直に言えない「ありがとう」や「ごめんなさい」をある程度の年齢になってキチンと言えるようになるためには、少なくとも素直な子ども時代に親がシッカリと「ありがとう」や「ごめんなさい」の大切さを教えておくことが大切なのでしょうね。


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