通知表の威力

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今回は通知表(内申点)と入試の関係を簡単にご説明します。入試に絶対評価の通知表を取り入れることの是非や制度そのものの良し悪しは触れないことにします。



公立高校入試(後期)は大きく2つの要素によってその合否が決まります。

@1つは入試当日行われる250点満点の学力テスト…Aもうひとつは通知表をもとに作成される内申書です。

スペースの都合上Aについて詳しくご説明することに致します。入試に用いられる内申点とは各学年の通知表に記載されている5段階評価の合計です(再下段の1列)。その5点×9教科=45点の3年分が内申点となります。
ではなぜ?!45点の3年分が180点になるのか?…それは下記のように3年生の点数が2倍評価されるからです。※但し、3年生は1学期と2学期が対象となり内申点はそこから予測するしかありません。
■中1=45点
■中2=45点
■中3=45点×2倍
*合計=180点

@の250点とAの180点を縦軸と横軸に配置し、各受験生の得点と内申点から↓のようにグラフ内のポジションを決めます。



■選考方法■
一次選考
図の青い部分に入る受験生が合格となります。※青いエリアは正方形と決まっています。
二次選考
黄色い部分が二次選考の合格者となります。左上に枠を設けるか?!右下に枠を設けるか?!は学校(学科)により異なります。これは、テスト重視の学校と内申点重視の学校の違いからおこる現象です。※二次選考の枠は正方形とは決まっていません。


■考察■
ご覧のように公立高校の入試(後期)に関して、通知表(内申点)は約半分の影響があるということが言えます。入試や内申書に関しては実しやかにいろいろな噂話が飛び交っているようですが、不確かな情報を鵜呑みにせず、正しい情報をもとにお子さんの進路をご検討下さい。
ナルゼミ保護者の皆様には私たちがいつでもご相談に応じます^^


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