ニクvsヤサイ

気になる塾は、きっと好きになる塾

いろいろ言ってもやっぱり“野菜”より“肉”でしょ?いっしょに食事を楽しんでいたとき、友だち@が言いました。「そんなことナカよ!野菜もウマかでっしょが…」と、野菜好き!?の友だちAがその意見に対して反論。

彼@の持論はこうです。「野菜を否定するとか、野菜が美味しくないとか言ってるんじゃない。でも、スーパーなんかであれだけのドレッシングやマヨネーズの種類を見ると“人間は本質的に野菜嫌いなんだなぁ”と感じるときがある。それを証拠に塩だけで食べて美味い!と感じるのはやっぱり肉だと思う。もちろん、肉ばかりじゃ飽きるし身体に良くないことは誰でも分かっているから野菜を食べようとするし、自分に言い聞かせて美味しくも感じようとする。でも、本質的にどちらがスキか?と問われれば、人間はやはり肉や魚などの動物性タンパク質がスキなんだなぁ…と改めて自分は思う。“菜食主義”や“ベジタリアン”なんて言葉があること自体、人間の野菜嫌いを本質的に認めてる証拠じゃないか?」と…。

なるほど!人間肉好き論者の筋道は確かです。この後もしばらく、肉好き代表と野菜好き代表のディベイトが続きましたが、2人の話を聞いてるうちに塾講師の私には“肉と野菜”の関係が“部活動(趣味)と勉強(仕事)”の話に聞こえてきました。

肉、野菜、どちらにしても、100対0はあり得ない話。私が思うに何だかんだいってもやっぱり“野菜と勉強(仕事)”は嫌われ者の方…。でも、それ自体が必要のないものとは誰も思っていません。要は“野菜や勉強(仕事)”をどのように考えるか?どのように感じるか?そして、自分にとって正しいバランスはどれくらいか?を考えながら、肉(部活動)と野菜(勉強)の両立を図ることが大切ってことで…。肉ばかり食べて、高血圧…高コレステロール…糖尿病なんてのも困りますし、野菜しか食べなくてナヨナヨしてるのも如何なものかと思います。今日の熊日朝刊に「文科省の体力テストで熊本県内の小学生は全国平均を上回っている」と掲載されていました。大変よいことです。でも、その大見出しの下にあった「運動部所属率また首位(小学生)」という小見出しには素直に喜べない最近の私でした。



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