2つのトピックス 関係がなさそうで、実は大アリの2つのお話…。まとめて掲載致します。
■チラシの…ウソ
通えばどこまでも成績が上がるかのような塾のチラシ…。コレそのものが誤解を招く表現ですし、強く言えばウソの表現です。
ハッキリ言いますと、身体能力に運動神経があるように学習能力にも勉強神経があります。現状の成績と残りの期間、それにそのお子さんの潜在的な能力を考え合わせなければ、現実的な進路と目標の設定はできません。
逆に言うと、頑張ればどこまででもドンドン成績が伸び続けるような表現をすること自体…誤解を招く表現だと認識して恥ずかしいことだと考えることが塾人のモラルだとも思います。
「ウチに来ればどれだけでも成績を伸ばしてみせます!」なんて無限の可能性を感じさせる言葉を平気で仰る先生がいたら…要注意です!
■DNA
勉強にも素質ってありますか?ってよく聞かれます。
ん…やはりあるでしょうね(^^)。もちろん、先天的なモノだけではなくそこに環境や家庭の躾なんかも加わります。とりわけ、周りにいる大人の語彙力や会話力(相手の話をよく聞いて、自分の言いたいことをキチンと相手に分かりやすく言葉で表現できること)は特に影響が大きいと言えるでしょう。
そういう意味で考えると、成績の土台は小学校に上がった時点でその半分以上は決まっていると考えてもイイかもしれません。
まぁ、競走馬だってあれだけ親の遺伝子を強く意識するわけですから、高等な人間の能力がDNAと無関係なわけありません^^;
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