松本英隆先生

上がるまで保証のナルゼミ

保護者会2週目…

昨夜のゲストは長嶺中学校7代校長:松本英隆先生でした。

子育てや勉強、部活動に関する大変貴重なお話を聞かせて頂きました。

ありがとうございました^^



バトンタッチして私が後半を担当しましたが…予定外に話題にした大学と教員採用のあり方について40年近く教育現場におられた松本先生にも大変共感して頂きました。

一般の方は驚かれるかもしれませんが、教育学部の講義で教育現場に出て役に立つ講義など殆どありません。講義題目は、国語から体育まで各教科…算数@と算数A、算数教材研究などという題目で如何にも[授業の仕方]を教えるような題目になっています。しかし、講義の中身は全く違ったもので全て講師である教授や準教授の研究テーマを半年、1年とかけてダラダラと発表する場なのです。なかには自分の書いた本を1年間ただひたすら読んだ教授もいました。彼らは良い教員を作ることなんかにはまるで興味がない様子で、ただひたすら自分の研究テーマを続けたいがために仕方なく学生に講義をしているという感じでした。これだけは断言できますが、小学校や中学校で勉強を教えるという仕事をするにあたって教育学部の講義内容はまったくズレています。

小中学校の先生に必要なのはソコソコの学力(市内公立中学校で上位1割程度)とリーダーシップ力、それに何より子どもたちが好きだということです。偏差値教育でやたらと勉強のできる者を教育学部が選別し、さらに教授や准教授が個人の趣味ともいえるワケの分からない理論や知識に付き合わせ、適性よりもガリ勉が優先される採用試験で学校現場には適性の乏しい教職員が少なからず在籍しています。熊本市、熊本県だけでも教員採用試験のあり方を変えるべきだと、友人の県議とも先日話したところ、教育庁の方々にも一部共感をいただいたとのことです。

考えたら、教育学部の講師なんて教職員経験のない研究者じゃなく、現職を退いた…または現職の学校の先生がやればいちばん理にかなっているとも思いせんか?学校を変えるためには先生が変わる必要があります。でも、その前に教育学部の悪しき慣習と構造と採用試験のあり方、採用の基準を変えることが必要だと思います。そうすればもっと、今よりももっと素晴らしい学校になることは間違いありません^^



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