成績表の見方

映像個別授業で“家スタディ”

ニュースでやってました「文科省が初めて公表にしたデータによると子どもたちの自殺が最も多い時期は夏休みが終わる9月1日前後なんだと…」本当に悲しいことです。当然、子どもたちの自殺が話題になると「不登校やイジメ」の問題が関連づけて報じられます。しかし、実際に子どもたちの自殺の原因となっている最も多い理由は不登校とイジメではありません。意外にも「学業不振」や「進路の悩み」だそうです。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3658&page=1

不登校やイジメって聞くと殆どの親御さんは「ウチには関係ないわ」って思うかもしれません。でも自殺の原因が学業不振や進路の悩みってことになるとドキッとする方も少なくないはずです。私の立場で言うと誤解されるかもしれませが、子どもの成績不振は子どもを相対評価ばかりしている塾や親が作り出しています。

私が保護者会で毎回のように言ってることですが「成績=才能×環境×努力」です。ですから、子どもの成績表を見て不満と感じたとき「原因は私たち親にあるんだけど何が悪いのかな?そもそもどれだけの才能を与えてるかな?今まで甘やかさずちゃんと努力させてきたかな?塾選び、間違ってないかな?などなど…」まず親御さんご自身の責任と反省から考えを巡らせ始めて欲しいんです。間違っても「あーっ!またウチのバカ息子(娘)!一体何やってんだか…。いくら塾にお金払ってると思ってんの(怒)」とか直情的になるのは非常に危険です。原因はお子さんではありません。親であるご自身とお金ばかりとって大したことをしない塾にあります。

今まで20年以上、民間教育現場でたくさんの親子を拝見してきてこれだけは言えます。親の反省や改心なくして成績改善はありえません。親御さんが我が子の成績不振を本人のせいにしたり、学校や友達のせいにしているうちは何も変わりません。先人たちも“子は親の鏡”だと言っています。親の考え方や判断力が子どもの様子や成績に表れるのです。

子育てにおける最大の失敗は子どもの自殺です。続いて不登校や引き蘢りになるのでしょうか…。ウチの子、ちゃんと学校や塾に通ってるし自殺なんて全然関係ないわ!と安易に思わないでください。統計の数値を見ると必ずしもそうとは言えないこと、お分かり頂けるはずです。



【成績表の見方】
我が子の成績表を見るとき相対評価で見ないようにしてください。勉強には運動神経と同じように勉強神経みないなものがあります。勉強すれば誰でも1番になれるわけではありません。自分が親として与えた才能に適切な環境、それに適度な努力をさせたかどうか!?それで決まります。ですから親が成績表を見るときは絶対評価でなければならないのです。つまり「ウチの子なら何番くらいだろう」っていう満足度100%の位置(基準)を決めて見ることです。親御さんの満足度が100%であれば、その成績が如何なる成績であろうとも成績は100点です。その位置(基準)を高く見誤ることが親子にとって最も不幸なことだということを知っておいてください。



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