震度7だったそうです

お見舞い申し上げます。


ご遠方の先生方や友人知人から「ナルゼミさん(山中さん)は震源地に近かったのですか?」と何度も聞かれました。

「はい。1回目の益城町はナルゼミがある熊本市東区と隣接町です。[震度7]となった2回目の震源地は地図で見る限り益城町と熊本市東区の境界線あたりですから更に近かったことになります。ナルゼミは震源地から2km前後の場所といったところでしょうか…。」

ナルゼミに通う塾生は全家庭、この2回目の震源地から5〜10km圏内にお住まいです。もちろん、私や職員もです。

[震度7]がどんな揺れだったか?!と聞かれれば「現実とは信じ難い光景が目の前で起こりました」とお答えするしかありません。[震度5]までは地震の最中でも声が出せます。ところが[震度7]クラスの揺れになると声を失います。食器や本が棚から飛び出すのは[震度5]までの話で[震度7]になると普段は大人2人の力でないと到底動かすことができない家具が目の前で飛んだり跳ねたり倒れたりします。友人の中には「生まれて初めて命の危険を感じた」と感想を漏らした方もおられるくらいです。


こうなって分かったことですが、今回のような強い地震に見舞われると「戸建て」や「軽量鉄骨のアパート(2階)」にお住まいの方が特にご不安のようです。実際、益城町にあった社員の自宅は軽量鉄骨の2階建てで1階部分が完全に圧し潰されなくなりました。ですから「戸建て」や「軽量鉄骨のアパート(2階)」にお住まいの方々は夜を車中で過ごすという対策を講じておられるようです。でも、これが続くとエコノミークラス症候群も心配です。

このエリアの方々は家具や備品が壊れて買い直さなくてはならないというご家庭がほぼ100%だと思います。我が家も含めて地震保険にはなかなか加入していないものです。耐震補強工事や改築が必要なお宅も少なくないでしょう。この辺りは益城町のように古い家屋はそれほど多くないので倒壊まで至っているお宅はほとんどないように見受けられますが屋根瓦が落ちたり塀が倒れたりしているお宅は少なくありません。ちなみに現在、熊本市内で82%以上が通水しましたが、このエリアは未だに断水中です。

さて、余震が終息してライフラインが戻ってきたら今後、塾としてご家庭に対して何ができるか…今は水や食料など物資が必要ですが、落ち着いてくると修繕費や家具備品購入費など切実な問題としてお金が必要になってくるでしょう。私も同じ立場なのでよく分かります。







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