受験校の決め方@

成績アップと合格率のナルゼミ

11月19日は「いい塾の日」…かどうかは知りませんが、今日は「高校入試で大学入試までを見通す」というお話。

ナルゼミ塾生以外の皆さんも高校入試の機会に大学進学を含めた3年後の進路まで考えてみてください。もし、大学進学を考えるならば「理系か?文系か?」「どのあたりの大学へ進むか?」くらいはイメージしながら高校を選びましょう。

例えば、熊本の場合。

熊本大学へ進学を希望するなら高校入試の偏差値で最低70前後(県模試)は必要です。ザックリ言うと「済々黌で真ん中より上」「第二高校で上位2割」くらいには入る学力が必要です。医学部や薬学部、法学部以外の学部なら何とかそのあたりの成績で合格が期待できます。少しストレートな言い方になるかもしれませんが、一生懸命に頑張って第二高校の合否を心配する成績であれば「熊大は無理かな!?」と思っていなければなりません。全国隅々まで国公立大学を見渡せば高校入試の偏差値で60くらいから合格できる大学もありますが、5教科のセンター試験から2次試験を受けるならそれ相応の学力を持っていなければならないというのが現実です。大学の募集人数が受験生の数を超えているとは言うものの、やっぱり昔も今も国公立大学は狭き門のようです…。

では、私立大学はどうか?

私立大学は大部分の大学で定員の半分、つまり5割の学生を推薦入試やAO入試で確保してます。推薦入試やAO入試なら本試(一般入試)より10〜15ポイント下回る成績でも合格することができます。しかし、推薦枠に入るためには高校3年間の高い通知表評定が必要です。もし、合格ラインギリギリの高校へ進学してしまうと推薦入試を諦めて学力勝負の本試で大学入試に立ち向かうことになります。

中3の段階で無理なく頑張って70前後の偏差値をマークしている生徒さんなら熊高や済々黌、第二高校へ進んでバリバリ勉強してみてください。それ以外の生徒さんは推薦入試も含めて大学へ進学することを考えておくべきだと思います。ですから受験校を選定するときは合否のラインだけではなく「指定校推薦保有数」や「どんな大学に推薦枠を持っているか」などを調べておくとよいでしょう。

念願の公立進学校へ合格したまではよかったけれど学年で真ん中より下の成績が続いて、結局どこの大学にも推薦してもらえず仕舞い…。厳しい本試(一般入試)で大学を受験することになると夢や目標とは全く違う大学へ進学することになるかもしれません。






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