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かきかたマスター

5つの学能と10段階学習法のナルゼミ

7月から約2ヵ月間、中学部の授業報告書を拝見しています。報告書の中に「家族、学校などへの感想コメント。もしくは、最近、思っていることや考えていること。」という欄があります。ここを拝見するのが楽しみなわけですが、少し心配なこともあります。

それは、20年前に比べて文字が極端に下手な子が多くなってきているということです。多分これまでに文字を書いた絶対量が少ないことが原因です。筆圧も低いですし、筆跡がありません。「あ・お・よ」などは見分けがつかないこともあります。

小学校の高学年になって今さら習字教室に通うことも難しいかもしれませんが、文字はやはり学校教育の範ちゅうでなく家庭教育の範ちゅうだと思います。でも、何とかしなければ勉強するにも支障を来す状態です。

そこで、小学部では2学期からナルゼミ考案の「かきかたマスター」を宿題としてお渡しします。先日、教材メーカーの社長にも絶賛されたメソッドで、もしかすると近い将来、教材メーカーから正式に出版されるかもしれませんが、それを待っていると来年か再来年の話になります。

学年によって題材と毎週の消化枚数は加減します。親御さんは出来上がったプリントを見てチェック(検印)するだけです。所要時間も自分で計測させてください。それも勉強のうちです。このメソッドは小学生のうちに学んでいて欲しい5学能の『語彙力・継続力』を高めます。半年、1年と続ければ語彙力も増え、きれいな文字が書けるようになります。

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